ジュラルミンの無垢材から削り出された2枚のプレートが作り出す、微妙な曲面の反射が美しいフォルムは、加工の過程で1枚づつ何度も方向を変えて切削して生まれたものです。
削り出しならではの重厚な荒々しさと繊細さが織り成す味が、表面にツールマークとして表現されています。柔らかな形状の4ヶ所の突起には、G2カーブと呼ばれる自動車などの美しい曲面の構成に使用されるデザインを取り入れています。特に今回の形状は「iphone」の柔らかな裏側のイメージを、そのままに、さらに持ちやすい形状、手に馴染む形状を研究しました。
初代の「Quattro for iPhoneSP」を新しくモデリングから作り直しました。
「Quattro」シリーズの
最大のデザインのポイントである4ヶ所のねじ部分には、デザインと機能を融合させました。
上下のジャケットの固定とストラップホールとしての役割、そして平らなところに置いた時の本体への傷を防止します。
小さなネジですが、この部品には、思いが込めれれています。外側のピラミット状の形状は一つ一つカットされて始めて出来る形状でプレスなどでは出来ない丁寧な作りが要求されます。またネジの上部には3箇所の小さな穴が開いておりデザインの大きな特徴になっています。もちろんこの形状もプレスではなく一つ一つ切削加工で表現されています。
こちらの3箇所の穴には、発売中の専用冶具がフィットする構造になっています。
固定ねじの内側は、時計などの構造を参考にパッキンが組み込まれ、緩みや外れが起こりにくくなっています。
また、こちらのネジ部品には、時計、宝飾などと同様の表面処理(鏡面加工)されており、高級感を醸し出しています。
また、材質にステンレススチールを使用し、破損しにくくなっています。
ジャケット裏側には、まるでカメラのようなカーフの本革を丁寧に張り込みました。すっきりと手になじみます。また、張り込んだレザーの内側は、電波を受けやすくするためアンテナ部分の周りにジャケットと本体に隙間を持たせ電波の通り道を作りました。
ジャケットの素材は、航空機等でも使用されるジュラルミン(アルミ合金)を使用し金属の光沢感を最大限に引き出すように、ひとつひとつ手仕上げで磨き上げた表面仕上げにしました。(こちらはアルマイト加工はしていません)何ともいえないさわり心地で手に吸い付くような感じでとても馴染みます。
シャンパンゴールド2
金色のエレガンスを感じる色を調色しました。18金ゴールドの色味を表現。
シャンパンゴールド2には、裏側にこげ茶の本革のカーフを張り込みました。
ジャケット裏面には0.3mmの極小の刃物(エンドミル)で一文字一文字削りだして刻印を施しています。
多数の交換レンズを用意しましたのでこちらをご覧ください。(本製品にはレンズマウントは付属してません。レンズに付属しております)
また、『FACTRON Quattroシリーズ』専用のステンレススチール製のスナップフック、レザーストラップなどをオプションとして設定しました。
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